神々
日本には八百万(やおよろず)の神々がいるといわれています。 八百万は数が多いことを意味し、実際の数を表すものではありません。 神道では自然界のあらゆるものに神が宿るとされ、海の神、山の神、風の神、衣食住や司る神々、開拓の神々などさまざまです。 『古事記』や『日本書紀』には、多くの神々の系譜や物語が収めていますが、その神々の中でも尊い神を祀る日本三大神社をご紹介します。 天皇の先祖である皇室祖先神とも言われます。
1、伊勢神宮
住所:〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1 →Google Map
伊勢神宮(いせじんぐう)は、三重県伊勢市にある神社で、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と豊受大御神(とようけのおおみかみ)という2柱の神様がお祀られています。
天照大御神は日本神話に登場する太陽神で、皇室の祖神です。伊勢神宮(内宮)に祀られており、日本人の総氏神ともいわれています。
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が左目を洗ったときに誕生しました。
太陽、光、慈愛、真実、秩序を象徴する神であり、八百万の神々の中でも最も強く尊い神であることから
日本で最も格式の高い神社とも言われています。
伊勢神宮に夫婦や男女のカップルで参拝することはタブーと言われることがあります。
男女で仲良く参拝すると天照大御神が嫉妬して災厄をもたらすとされていますがそれは誤った情報です。
そんな小さな心の神ではありません。気をつけることがあるとすれば、外宮→内宮の順に参拝、
神域内では飲食・喫煙が禁止されていますので前もって水分補給をすることです(神域内に休憩所あり)。
ペッドの散歩も禁止されています。
ご利益:「強い開運」や「厄除け」が特にご利益あり。その他、漁業や農業などの産業振興。
2、出雲大社
住所:〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195 →Google Map
出雲大社(いづもたいしゃ・いづもおおやしろ)は、島根県出雲市にある神社で、「縁結びの神様」として、
また「因幡のしろうさぎ神話」で有名な、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をお祀りしている神社です。
大国主大神は出雲の地を幾多の困難を越えて国土を開拓した国造りの神様であり、
さらにその国土を高天原(天上の神々の国)を治めていた天照大御神(あまてらすおおみかみ)に譲った国譲り神話でも知られています。
大国主大神は国を譲る代わりに、天皇の宮殿と同じくらい立派な神殿を建ててほしいと要求し、
天照大御神は、大国主大神を国作りの功労者としてたたえ、壮大な神殿を造ることを誓いました。
それが出雲大社なのです。大国主神が移り住んだ宮殿は、出雲大社として平安時代の書物には、当時日本一大きい建物と記されています。
出雲大社のタブーは通常参拝の「二礼二拍手一礼」をすることです。
出雲大社では「二礼四拍手一礼」にて参拝します。
境内のすべての社殿で同じ作法で行います。
「四拍手」をする理由は、まず「四季」、つまり春夏秋冬どの季節においても天災に見舞われることなく過ごせるように。
つぎに「方位」である東西南北、四方八方を守護する神に敬意を示すためです。
ちなみに最も大きな祭典である5月14日の例祭(勅祭)では「二礼八拍手一礼」をします。
数字の「8」は古くから無限の数を意味する数字であり八拍手は神様に対し限りない拍手をもってお讃(たた)えする作法です。
ご利益:縁結び、子授、夫婦和合、五穀豊穣、商売繁盛、国土開発、病気平癒
3、熱田神宮
住所:〒456-8585 愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1-1 →Google Map
熱田神宮(あつたじんぐう)は、愛知県名古屋市にある神社で、景行天皇43年(113年)に創建されました。
熱田神宮の主祭神は天照大神(あまてらすおおかみ)であり、
天皇家に代々継承されている秘宝である「三種の神器」のひとつ、「草薙神剣(くさなぎのつるぎ)」を祀っていることでも有名です。
草薙神剣とは日本神話に登場する伝説の神剣であり、スサノオノミコト(素戔嗚尊)が出雲国簸川(ひのかわ。 斐伊川)の上流にすむ八岐大蛇(やまたのおろち)を
退治した際に大蛇の尾から出たと伝えられる剣です。
正当な皇位の証として古代より歴代天皇に継承されています。
「熱田神宮に呼ばれる人」「熱田神宮に行ってはいけない人」とネットで表示されることがありますが気にする必要はありません。
熱田神宮は境内には樹齢1000年を超える楠など多くの樹木が生い茂り、宝物館には皇室や将軍家、藩主などから寄進された貴重な品々が収蔵されている
格式高い古社です。
ご利益:家内安全、無病息災、縁結び、出世開運、商売繁盛、合格祈願
三大神社以外の神社
4、大神神社
住所:〒633-8538 奈良県桜井市三輪1422 →Google Map
大神神社(おおみわじんじゃ)は、奈良県桜井市にある神社で、日本最古の神社といわれています。
ご神体は三輪山そのもので本殿はなく拝殿から三ツ鳥居を通して山に向かって拝みます。
三輪山は日本神話に登場する国を開いた大物主大神(おおものぬしのかみ)が御魂(みたま)を留めたという霊山であり、
大物主大神は大神神社の祭神です。
大物主大神は蛇神に姿を変えられた伝承が『日本書紀』などに記されていますが、
大神神社でも大物主大神を蛇の姿で信仰しており、蛇は「巳(みー)さん」と呼ばれています。
「神の宿る山」として崇められてきた聖地であり「パワースポット」として有名です。
摂社の「薬井戸」には、三輪山を水源とする湧き水が湧き出ており、古くから「くすり水」として信仰されてきました。
なお大神神社に祀る「大物主大神」と出雲大社に祀る「大国主神」は同一です。
大物主大神は他にも「大己貴神(おおなむちのかみ)」、「大物主神(おおものぬしのかみ)」、「八千矛神(やちほこのかみ)」、「大国魂神(おおくにたまのかみ)」、「顕国魂神(うつしくにたまのかみ)
など多くの御神名があります。
大神神社のタブーは古代の形式を残している神社であり
拝殿の奥が禁足地として普段は神職さえ足を踏み入れない神聖な場所とされているため勝手に入ってはいけません。
ご利益:縁結び、国造り、産業開発、交通、航海、治病、造酒、製薬、方除(ほうよけ)、病気治癒