神の住む場所「高天原」

高天原とは、神々が住む天上の世界の場所を指しており、712年、日本最初の歴史書として作られた『古事記』の中で日本神話として登場します。 「たかまがはら」ですが、「たかのあまはら」や「たかあまはら」、「たかあまのはら」といった呼び方をされることがあります。奈良時代ごろには「たかあまのはら」と呼ばれていたそうです。 高天原の有ったとされる実在する場所は諸説あり、関西では「奈良県御所市」、九州では「福岡県甘木市」「熊本県阿蘇市」、「宮崎県高原町」、関東では「茨城県鹿嶋市」、東海地方では「静岡県伊豆の国市」 が有力だとされています。大安神社もまたそんな奈良の地につくられましたが現在は住所を持たない神社となっております。

大金神社

大金神社(たいきんじんじゃ)は、造化三神である「天之御中主神（アメノミナカヌシ）」「高御産巣日神（タカミムスヒ）」「神産巣日神（カムムスヒ）」と、 七福神の1人として金運・財運上昇のご利益がある「弁財天（べんざいてん）」、弁財天の神使である「黄金銭亀（おうごんぜにかめ）」をお祀りしております。

造化三神

高天原に最初に現れた独り神の三柱で、宇宙の根源や万物の創造者とされています。 万物を創造し、天地のすべてのものの生命を司る神であり、金運・財運招福や、縁結びのご利益がある神様として知られています。 下記が3柱の神です。

造化三神 天之御中主神（アメノミナカヌシ）

日本神話に登場する創造神で、天地開闢の際に高天原に最初に現れた神です。 天と地が分かれたときに現われた造化の三神のひとつの柱で「宇宙最高神」と評されることもあります。 天之御中主神は病気平癒の神としても知られていて、病気で苦しんでいる人や、健康を維持したい人々から、多くの信仰を集めてきました。

造化三神 高御産巣日神（タカミムスヒ）

天地初めに高天原に出現した別天神の2番目で天照大神（あまてらすおおみかみ）とともに高天原を主宰していました。 皇室の祖先神（皇祖神）であったとされ、神武東征では天皇を助けるために天照大御神とともに熊野の高倉下に現れました。 生成、開運招福、無病息災、延命長寿のご利益があります。

造化三神 神産巣日神（カムムスヒ）

高天原に座して出雲系の神々を援助する祖神的存在であり、他の神々からは「御祖（みおや）」と呼ばれています。「神皇産霊」や「神魂」と記されることもあります。 縁結や授児、安産、商工繁栄のご利益があります。

弁財天

弁財天（べんざいてん）は、七福神の一人で、音楽や財福、知恵などのご利益があるとされる神様です。 琵琶を演奏する天女で、水の神様として泉や川、池などの水辺に祀られています。 弁財天の由来は、インドの女神サラスヴァティ（Sarasvati）を神格化したもので、その名前はサラスヴァティという河川に由来しています。 日本では奈良時代に護法・護国の神として受け入れられ、密教とともに日本に伝わりました。 鎌倉時代以降になると福徳神の性格が強くなり、七福神の一員に加えられました。 金運財福・音楽・芸能・美容など多方面でご利益を帯びており、七福神唯一の女神です。

金亀

金亀（きんかめ）は、水辺に住み、弁財天の神使としてお祀りしています。 亀は寿命が長く、種類によっては100年以上生きるものもいることから、無病息災・長寿をもたらす「福亀」や、 甲羅の形が小判に似ていることから金運、開運を招く「銭亀」など、縁起が良い生き物として有名です。 甲羅が固いことから、安定の象徴ともされています。 また、金の亀は「金を貯め金を生む」とされ、金運招福、財運招福、開運、商売繁盛、宝くじ高額当選など、金運を運ぶ神として人気があります。

御由来

造化三神とは高天の原（たかまのはら）に最初に成り出た独り神の三柱であり、 その後も多くの神がうまれ、国生みの神として知られるイザナキ（伊耶那岐）とイザナミ（伊耶那美）が最後に登場します。 天照大御神（あまてらすおおみかみ）は国生みの神イザナキの左目から生まれた神です。 そんな造化三神は、万物を創造し、天地の生命を司る神々で、殖産興業や縁結び、開運・金運など、さまざまなご利益があるとされています。 また、金運招福のご利益がある弁財天と黄金銭亀とをお祀りすることにより、お金のご利益はもちろん、 これからの人生が良い方向へいくことを願う神社でございます。

金運、財運、開運、商売繁盛、投資、宝くじ高額当選招福、ギャンブルなど「お金」にまつわるご利益と、 恋愛運、縁結び、恋愛成就などの「恋愛」にまつわるご利益がございます。

大安神社の取り組み

日本人の自殺者数は毎年2万人以上にもなります。自殺者数及び自殺者総数に対する原因または動機の割合は、健康問題が一番多く58.4%、次いで家庭問題が21.8％、経済・生活問題が21.5％となっています。 10代については学業不振や進路の悩み、友人との不和といった「学校問題」が44%で最も多い結果となっています。 「死にたい」「消えたい」「生きることに疲れた」など、あなたのそんな気持ちを助けたい。

孤独死は高齢世代以外の人にも起こり得ますが、実際にはそのほとんどが高齢者です。65歳以上の孤立死は年間で2万人以上にもなり社会問題になっています。孤独死を招く原因のひとつに、「単身で生活していること」があげられます。病院名簿センターでは高齢者の孤独死を防ぐために見守りや地域とのつながりづくりを支援しています。

大金神社では、収益の一部を保護者のいない子どもや虐待されている子ども、環境上養護を必要とする子どもを養育する児童養護施設の支援を行っております。 全国には約2万5千人の子どもが児童養護施設で暮らしており、入所理由の約65%は虐待です。 心の病のある子供に、安定した生活環境の提供、生活指導、学習指導、地域との交流活動など、 さまざまな活動により、児童の心身の健やかな成長とその自立を支援しています。